集中力が日によって変わりやすい。
外部の状況に影響を受け、気持ちが揺さぶられやすい。
周囲の人のエネルギーに影響されやすい。

このような人を、最近では「繊細さん」と呼びますが、実は星に明確な根拠があったのです!

感情を一貫した状態に保ちやすい人からすると、「繊細」に見えるのでしょうが、実際にこのような方々は、「繊細」という弱々しい言葉で片付けられるほど、簡単な状態ではない為に、真剣に困っているのではないでしょうか?

感情や日常のリズムがブレやすいく、生活や心が不規則になりがちというのは、メンタル面でも日常生活を送る面でもかなりシンドイものです。一般的な社会生活を送ることにも臆病になりますし、人付き合いにも自信がなくなる原因でもあります。

また、身近な家族や同じ職場で働く人が、このように不安定な心の揺れを持っていれば、周囲は振り回されますからこれもまた非常にシンドイものです。

ただ、「決められ時間通り」とか、シフト、予定、約束など、これを守るだけでも、このような性質を持つ方々には、ものすごいストレスとなって心の負担になっている場合が多いのです。

気分が揺れやすいため、何かに集中して取り組みたいと望んでも、「自分がいつどうなるかわからない」と本人でも感情の波が読めないのです。そのため、計画を立てることが難しく、また他人との約束や仕事をするのことがストレスになります。

これは、心・感情を司る「月」が、自分のホロスコープのどの部屋にあるのか。それによって、大きく左右されています。

ヴェーダ占星術において、月はすべての天体の中で、最も動きが速い星です。

例えば、「太陽」が1つの星座を移動するのに約ヶ月、「木星」が約1年かかるのに対して、月はわずか「約2日半」で次の星座へと移り変わるのです。ちなみに、最も動きの遅い「土星」は1つの星座に約2年半も留まります。

太陽や木星、土星が「年単位」の長い時間をかけてじっくりと現実や運命を動かしていくのに対して、月だけが「日単位」でコロコロと場所を変えている。そのため、私たちの心も影響を受け、目まぐるしく感情が変化してしまいます。さらに、月は満ち欠けを繰り返すため、バイオリズムそのものが常に揺れ動いてしまう性質なのです。

特に以下のような配置をホロスコープに持っている方は、その繊細さや揺らぎが強く出やすくなります。

①「心が疲れやすい」傾向になる部屋(ハウス)に月がある
環境に過敏になる「4室」、ストレスや変化を受けやすい「6室」「8室」、そして1人で抱え込みやすい「12室」などに月がある場合です。これらの部屋に月があると、生活や心が不規則になりがちで、感情を他人に見せることが苦手になる傾向があります。

②「厳しい星」からプレッシャーを受けている
月が「火星」や「土星」といった、ちょっと厳しいエネルギーを持つ星たちから強い影響を向けられている配置です。例えるなら、常に厳しい先生に見張られているような緊張感です。そのため、本当の自分を出しづらかったり隠しがちになり、不安や焦りが生まれやすくなります。

③生まれた時の月が「新月」に近かった
満月のように光が満ちていると心も安定しやすいのですが、三日月や新月の時期に生まれた方は、月の光(心のパワー)を100%満開にして出すことが少し苦手な傾向になります。外からの刺激に対して防御力が弱いため、周囲の影響をダイレクトに受けやすくなります。

④月の両隣に「誰もいない」配置
月がどの部屋にあっても、その「すぐ前後の部屋」に他の星が一つもない状態。占星術ではこれを「孤立の配置」と呼び、寂しがり屋、強い孤独感、あるいは「自分は人から理解されにくい」と感じる原因になります。

ただ、これらはすべて裏を返せば、「周囲の環境や人の気持ちを察する能力が、文字通り“天文学的”に高い」という、宇宙からとてつもない豊かさを与えられている証拠なのです。月がそれほどまでに敏感だからこそ、他人の痛みに寄り添う深く高い共感能力や、素晴らしい芸術的センス、そして目に見えないものを見通すような鋭い直感力を持っているのです。

それでも、心が揺れやすい性質を持ちながら現実社会を生きることは、本当にハードなものです。
実は私自身がまさにこのタイプなので、そのシンドさは痛いほどよく分かります。

私の場合、調子が良いときは何でもできるため、周囲から高く評価されます。ただ、一度トーンダウンすると嘘のように動けなくなってしまうのです。心の雲行きが怪しくなると、自分自身にガッカリしてしまいます。この激しいバイオリズムの波に、私自身が一番クタクタになっていました。

周囲に合わせるのが苦手なため、人と働くことには常に強い緊張が伴います。さらに「いつ、自分がどうなってしまうか」を自分でも予測できないため、生きていくこと自体が怖くなっていきました。せめてこの混乱を心の中だけに留めておきたくて、周囲にはできるだけこの波を読まれないように、「別のキャラクター」を作って演じましたが、心の中はいつも疲れ果てていました。

人の感情や空気が何倍も敏感にわかってしまうからこそ、私の人生には常に以下のような壁が立ちはだかっていました。

・人間関係や仕事が続かない
気分が変わりやすいため、周囲の目や反応が怖くなります。気分のムラで叱られることもあり、「努力不足」と誤解されるのが嫌で必要以上に無理をしました。周囲の期待に応えようと空回りした結果、心身ともに燃え尽き、最後は逃げるように辞めるしかなくなってしまうのです。

・集中力をコントロールできない
ゾーンに入ったときは、爆発的な集中力で素晴らしい成果を出せます。その反面、普段が常にフル稼働(過緊張)なため、一度気が抜けると電池が切れたように一切動けなくなってしまいます。

・プライベートも消耗しやすい
他人のエネルギーを吸い込みすぎてしまいます。恋愛などの人間関係でも、相手の気持ちを理解しすぎてしまうがゆえに、自分が甘えたり弱音を吐いたりできず、疲れ果ててしまうのです。

そんな私が、唯一力を抜くことができたのは、家族、似たようなリズムを持つ親友、そして動物や自然と一緒にいるときでした。

特に、人間が作った小狭いルールや規則、狭い価値観の中に押し込められると、気持ちが病んでしまいました。だからこそ、大自然のような大きく包み込んでくれる空間―何者にもならなくても、ありのままの自分でいられる場所が、常にどうしても必要だったのです。

では、私がこの頻繁に揺れ動く月の影響から、どうやって自分自身を調整していったのか。

そのきっかけは、二十代後半、本当に自分にとって大切なものは何かと本気で向き合ったときでした。便利でおしゃれではあるけれども、どうしてもそれまで暮らしていた都会では「自分らしくいられない」と感じたのです。そこで思い切って、現在の大自然の中での暮らしを決意しました

自分の心の声に正直になり、そしてその感覚を信じて環境を大胆に変えたこと。そして「この選択は正しかった」と心から確信できたのは、その後にヴェーダ占星術(インド占星術)で自分のホロスコープを知ったときでした。

私の生まれ持った星の軸は「射手座」で、広い世界や自由、そして大自然を象徴する星座だったのです。型にはまらない大きな月の器こそが自分にとってちょうど良いのだと分かったとき、これまでの葛藤は、愛すべき私にとって「最も居心地の良い性質」へと変わりました。だからこそ、私は人間の作った狭いルールや規則、環境が苦手で、そういう場所にいると心が病んでしまうんだと心底納得できたのです。

星の設計図を知ったことで、「努力不足」だと思い込んでいた性質は、その真逆の「宝物」に変わりました。私が人の心に寄り添う仕事をずっと喜びに思ってきたことも、その分野を得意としてきたことも、すべては星の導きだったのだと知れたことは、本当に感動でした。

自分の星の性質を知り、それを活かせる環境に自分を置いてあげること。それこそが、本当に自分の人生を生きるために最も大切なことです。繊細さは、直したり隠したりするような欠点ではありません。最も輝かせるべき最大の能力なのです。

では、気まぐれな「月」の影響をどう自分のものにしていくか、日常のでできる具体的な方法をいくつかご紹介します。私自身、これで本当に心も生きることも楽になりましたので、ぜひ参考にしてください。

まずは、ご自分の「月」がホロスコープでどのように影響を与えているかを知りましょう。

特に先ほど挙げた4つの配置に当てはまる場合、日によってやる気が乱れたり、集中力が持てなくなったりするのは、すべて「月の影響」です。まずはそれを自覚し、自分を責めるのを今すぐやめましょう。それよりも、自分の中の月の性質を「どう活かすか」を考える方が、ずっと幸せになれます。

この性質を持つ方は、そもそも「毎日決まった時間に集中する」というやり方自体がとても難しく、心の負担になります。まずは「そのやり方は自分には向いていなんだ」と受け入れることからスタートです。

具体的な方法として、以下の3つのアプローチを試してみてください。

1、集中力の波を「予測しようとすること」をやめる
「今日は何時間集中できるか」をコントロールしようとするのをやめてみましょう。

その日の波(月のリズム)をただ受け入れ、「今、自分は心地良いか?」に意識を向けてあげるのです。一見遠回りに見えますが、自分に鋭いジャッジを向けることをやめて、安心感を大切にする。これが結果的に自分の中に良いリズムを生み出す一番の近道になります。

私自身、都会という魅力はあるけれども疲れる場所を離れ、自然のリズムで暮らすようになってから、心が本当に楽になりました。「一時的に経済的なことは最低限あればいい」と腹を決め、生活をスローペースにしたのです。すると、自分の心が「オン」になったときに、完璧に集中できる環境が整い、結果として仕事の質が俄然高まりました。

2、資格や空間の「情報」を徹底的に引き算する
月の影響を受けやすい人は、感受性も豊かな分、人だけでなく「物」や「空間」からもあらゆるエネルギーを吸収してしまいます。例えば人から贈り物をもらっただけでも、「どう反応すれば相手が心地よいか、失礼がないか」と気を揉み、気疲れや緊張をしてしまうほどです。

実は、部屋の中にある商品のラベルや文字情報すらも、私たちの脳に過度な刺激を与えています。なるべく物を減らし、目に入る情報を極力なくす。そして、本当に心地よいものだけに厳選していきます。空間をシンプルにすればするほど、心も楽になります。

3、スケジュールは「思い通りにならない前提」でゆるく組む
どれだけ高い知性や強い意志を持っていても、その土台となる「月(気分・メンタル)」が揺らいでしまえば、集中力は維持できません。きっちりとしたルーティンを決めること自体が、この性質を持つ方にはストレスの源になります。

ですから、最初からスケジュールは予定変更がある前提で、適当というほど緩々にして組んでおくのです。目指すべきは、四角い箱に自分を当てはめる生き方ではなく、どんな形にもなれる「水のような柔軟性」を育てることです。スケジュールに自分を合わせるのではなく、揺らぎやすい自分に合わせて生活環境の方をデザインしていく、そんな発想に変えていってみてください。

4.「水のエネルギー」を取り入れる
さらに、月は「水のエネルギー」を取り入れることで、高ぶった神経が鎮まりやすいという特徴を持っています。

ヴェーダ占星術において、それぞれの惑星は自然界を構成する「五大元素(エラメント)」と深い関連があるのですが、その中で月は「水」のエレメントと通じ合っているのです。

もし、心がどうしても落ち着かないときは、温かいお風呂にゆっくり浸かるとか、美味しいお茶を丁寧に淹れるとか、波の音を聴くなど、意識的に「水」のエネルギーに触れてみてください。きっと、心が落ち着き、緊張がほぐれていくのを感じられるはずです。

・・・でも、わざわざこうして言わずとも、月の性質が強い方って、生まれながらにお水が大好きだと思います。

最後に__逆に、「毎日決まった時間に淡々と集中できる人」の月の配置を知りたくありませんか?

もしあなたが、私のように「波がある」タイプとは真逆で、毎日ルーティンを崩さずに集中できるのだとしたら、ホロスコープでは以下のような月の配置を持っていることが多いです。

月が「地」の星座(おうし座、おとめ座、やぎ座)にある
現実的でどっしりとした安定感を持つ星座に月がある人は、気分の浮き沈みが少なく、毎日同じペースを保つのが得意です。

月が「ケンドラ・ハウス(14710室)」にある
人生の強力な柱となる部屋に月があると、感情の土台がブレにくく、規則正しい生活リズムを維持しやすくなります。

土星(シャニ)が月に「良い影響」を与えている
規律と継続の星・土星が月と関わると、感情が上手にコントロールされ、気分のムラに振り回されずに淡々とタスクをこなす強固な集中力に恵まれます。

本当に、私からすれば羨ましい限りです!

でもだからこそ、私たちのように揺れ動きやすい繊細な心を持つ人は、無理をして一人で頑張るのではなく、こうした「安定した配置」を持つ周囲の人たちに甘え、助けてもらうことが何よりも大切なのです。

ホロスコープは、私たちが生まれる前に、神様と一緒に話し合って決めた「本当に幸せな人生を歩むための、約束のの地図」です。

そこに描かれた自分自身の特質を愛し、深く理解して、これからはもっと自信を持って、自分自身の道を歩んでいきましょう♡

あなたという美しい庭に、心に豊かな果実を実らせる
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